この祭典は、和歌山県紀美野町真国の地に、世界各地から民族が集まり、芸術、音楽、舞踊、食などの文化について、体験や創作活動を共にすることで、異文化間、世代間の交流を図り、お互いの民族への理解を深めることと、主催する側の日本人としてのアイデンティティを再確認することを目的としています。
山上 範子
祭典によって多くの人をまちに迎えることにより、人口の減少により寂しくなった地域に活気を生み出し、まち興しを実現します。また、文化・芸術の発信が、都市部からだけではなく、過疎の町からでも十分可能であることをアピールし、地域活性化のひとつのモデルとなることを目的としています。
未来を担うこどもたちが祭典に参加することで、各民族の相互理解で争いのない平和な世界を築くこと、共に力を合わせて何かを作り上げていくことの大切さを学び、また子どもたち自らが地球を守り、命を育む環境を守っていくための、「生きる力」を身に付けることを目的としています。