世界民族祭 2018 開催のお礼

拝啓 寒冷の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

去る10月10日(水)、12月15日(土)に開催いたしました世界民族祭2018に置きまして、多大なるご支援、ご協力いただきましたことに対し、心より感謝申し上げます。お陰様で無事に幕を閉じることができました。
今回は、2009年に第1回世界民族祭が開催されてから今年で10年目を迎える記念すべき1年となりました。世界民族祭が次のステージへ発展していくことを願い、例年の祭典から形を変え、2回の日程に渡り国際協力の分野で活躍されている方々のコンサート、講演会を実施いたしました。

10月10日(水)に開催いたしました「世界民族祭2018 vol1.アフリカの輝き」では、アフリカ最大のスラム街であるケニアのキベラスラムで孤児院を営む早川千晶さんに御出演いただき、世界の現状、アフリカの子どもたちのことをお話いただきました。また、講演会のほか、アフリカの伝統音楽奏者である大西匡哉さん、ブルキナファソ人のミロゴ・ベノワさんによるスペシャルライブを開催し、音楽により会場中が一体となって、楽しむことができました。

12月15日(土)の「世界民族祭2018 vol2」では、世界の紛争地域で医療活動を行っている医師・桑山紀彦さんによる地球ステージ及び、CMソングの女王として知られるアーティストMINEHAHAさんのコンサートを開催しました。地球のステージは、大迫力の映像に乗せた音楽で、お客様の心にメッセージを投げかけ、国際協力の現状や世界の子どもたちのことを伝えていただきました。MINEHAHAさんのコンサートでは、『いのち』や『人生』をテーマに10曲を披露いただき、ご来場いただいたお客様に「今を生きること」の大切さを感じて頂くことが出来ました。

みさとホールのホワイエ・ギャラリーにおいては「地球のステージ特別パネル展示」、「世界民族祭の歩み」、「カンボジア くっくま孤児院のチャリティ物販」などを催し、それらを通じて未来を支える子どもたちの姿は、世界民族祭のこれまでと、これから歩みの可能性を感じることが出来たのではと思います。

また、来る1月19日(土)には、紀美野町福祉センターで民族祭特別企画「いただきます!〜一緒に作ろう世界のごはん〜」というイベントを開催いたします。地元の高校生(りら創造芸術高等学校、海南高校大成校舎、海南高校)と、和歌山大学の学生が協力し、地元の食材を使って“食”に関するイベントを企画しておりますので、ご都合がよろしければ、ぜひ足をお運びいただけますと幸いです。

世界民族祭は、今後も「今、そして未来の子供たちへ」をコンセプトに、子どもたちの学びの場、経験の場、そして心の成長の場をつくることに、尽力していきたいと考えております。
書面をもって失礼ですが、お礼を申し上げますと共に、今後とも変わらぬご厚情とご厚誼を賜りますようお願い申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。